淡路島の地形を楽しみます。
今回は、淡路島最北端の町、
岩屋地区にある「大和島」です。
☆ グランシャリオ北斗七星135°
ニジゲンノモリ(淡路島公園)の高台にある
人気グランピング施設。
【大和島】
大和島 は
周囲180m、高さ25mの小島ですが、
陸と繋がってます。
※写真はすべて拡大できます。
タップすれば、画質がよくなります。
大和島(北面)は、こんな感じの島。
この大和島、
近くにある 絵島 と同様、
堆積岩 で出来ており、
地層の模様が、なかなか魅力的です。
砂岩、礫岩の地層が
よくわかります。
長年の風や波で浸食されてます。
これも、面白いね。
砂岩と礫岩による堆積岩。
真ん中に礫岩、
その上下に 砂岩 。
砂岩の中に
礫(小粒の石ころ)が
一列に並んでいます。
人工的に造られたものでないですよ。
こちらは、大和島、西面。
何とも言えない、様相…。
上部に、
「タフォニ(ハチの巣状の穴)」
でしょうか。
なぜか、鳥肌が立ってしまう…。
大和島、南面。
堆積層 が右斜め下方向に
傾斜してます。
堆積岩 は
海の底で砂や泥、礫(石ころ)が積もって
硬い岩石になります。
なので、元々は
水平な縞模様になるのですが
地殻変動によって
傾斜したり、折れ曲がったりしてしまうのです。
ここにも、「タフォニ」が
少し見られます。
大和島、西側にも
地層 が露頭している崖があります。
ここも、 砂岩 中心ですね。
縞模様が綺麗です。
大和島頂上には
県の天然記念物、「イブキ群落」があります。
また、
柿本人麻呂 が
万葉集 で 大和島 を詠んでいます。
「天離る、鄙の長道ゆ、恋ひ来れば
明石の門より 大和島見ゆ」
柿本人麻呂 が、この歌で
「大和島」と詠んだのは
ここ(岩屋)にある大和島ではなく
大阪と奈良の境にある 生駒山 のことで
その山脈の向こう、大和の国にいる
妻のことを懐かしく思って詠んだ歌らしい。
そこから、
この島を 大和島 と
呼ぶようになったみたいですよ。
次回の「淡路島の地形を楽しむ」は
「絵島」です。
こっちは、
大和島より、もっと芸術的ですよ。
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